Candle

2013-07-30

居場所

居たい場所が 自分の居場所と言ったのは
あの男だったか。
自分の心地いい空間を作り出す事に
時間とお金と気持ちを 存分につぎ込んで
その他の事は 多少蔑ろにしても気づかず
後から 蔑ろにしたものたちに対して
罪悪感を持ち 立ち止まる。
その後、やっぱり自分はこれしか出来ないと開き直り また繰り返す
自分勝手な あの男。

守るものがある方と 失うものがない方と
どっちが強いと思う?とか
何をもって 人は こころを開くんだと思う?とか
答えのない質問をしてくる人だった。

わたしはというと、その自分勝手に自ら振り回されにいって
見事に忘れ去られて 時々、罪悪感に苛まれた折に
前出のような とりとめのない話をする相手として 彼のループ上に
未だに 辛うじて存在している。

当時は 忘れられたくなくて いつも
ほんの少しでも 自分を思い浮かべてほしいと
これまた自分勝手な欲求を持ち続けていた。

不毛だ と気付いた頃に 彼の罪悪感で立ち止まるタイミングがあった。

わたしのループ上にも 今は 辛うじて彼が存在している。
そしてこうして わたしを立ち止まらせる。

ここは、わたしの 居たい場所か?と。

彼を追い出そうと 躍起になっていた頃も過ぎて
お互いに お互いを特段必要とはしていないのに
こうして立ち止まる時には
やっぱり彼を 思い出している。